よくお悩み相談を受けます。なぜか、は分かりません。
きっと、僕には相談しやすい雰囲気なのか・・・な。
この記事、読んだ人からの反響が大きくて、いろいろなリクエストもありましたので
追記・改訂をしてみました。
基本的には「今」に満足していない
人は多くの事を悩みます。
自分の未来が不安で、その未来を呪って・・・。
他人と比較して、自分には無いものを恨んで・・・。
過去に受けたトラウマが元で、何も出来ない・したくない・・・。
理由を未来や過去や他人にしているだけで、結局、今の現状に満足していないのです。
なぜなら「今」の自分は、
過去に比べて
未来を想像して
他人と比べて
「可哀想」な状況に居る(と思っている)からです。
自分が可哀想だから、惨めだから、良くなりたいという欲求があります。
自分の理想像に対して「今」の自分が足りていない、過去にも出来なかった、未来にもそうなれない、だから「今」にも満足ができないのです。
だから人は悩むのです。
人は悩んだ瞬間には、その答えを知ってる。
悩んだ原因である答えを知っている、ですって!
いやいや、そうじゃない!って人も居ると思います。
い~え!アナタは悩んだ答えを知っています。
でも、その答えは自分が一番見たくない方向にあるのです。
で、ここからは半々なのですが、半分の人は答えがある方向にも気づいています。
もう半分の人は、答えのある方向に気づいていません。
まぁ、どちらでも良いのですが、答えのある方向「以外」の解決方法を探して人は悩むのです。
そして、その答えの方向以外に解決はありません。
一度解決したように思えても、根本的には解決していないので、また別の形で問題として出て来ます。
でも認めたくないのが心情です。
だから、こんな話をすると殆どの人が、まずは否定します。
ですので、相談した方も、相談された方も、お互いに不幸です。
よく耳にしませんか?または経験がありませんか?
人から悩みを相談されたので、自分なりにアドバイスをしたとします。すると・・・
「いや、そんな単純な問題じゃない」
「お前の言う事はもっともだけど・・・それが出来ないから悩んでるんだ!」
と言われちゃいます。そしてその後に
「結局、オレが悩んでる問題は、他人には理解されないんだ・・・」
って自己完結しちゃうんです。
この話の中には、ある枕詞が隠れています。
「それ(見たくない方向以外の解決方法が)が出来ないから悩んでるんだ!」
って事です。
悩みを解決するには
結論を言います。
アナタが見たくない方向以外の解決方法は、あ・り・ま・せ・ん!!
無いんです、その方法しか。
でも、その方向を向く、その方法を採用する勇気が(今は)ないだけなのです。
その、アナタが最も見たくない方向、最も選びたくない方法、以外の選択をしたところで、その問題や悩みは複雑になるだけなのです。
より複雑になっていますから、例えば複雑に固く結んだ糸のようになっていますから、複雑になればなるほど解くのに労力と時間がかかります。
時には解くのに手から血が出る事もあるでしょう。
複雑になればなるほど、痛みも伴うのです。
でも安心してください。
一生解かなくて済む事はありません。
その最もしたくない選択を回避しようと、藻掻いても藻掻いても、最終的には色々とやった結果、もっと選択したくない状況を作ってしまって、最終的にはその選択以外を選べなくなります。
男女関係でもそうでしょ。
最近、うまく行っていないカップルが居るとします。
「なんだか最近、彼が冷たいわ」
そう感じた、そう悩んでいる彼女は、彼の気を引こうを色々な事をしてみます。
きっと連絡も、今までよりも多く取る(取りたい)事でしょう。
結果、彼氏にウザがられて、ますます雰囲気が悪くなります。
逆に、彼氏の方も違う事で悩んでいたとしましょう。
「彼女は、もしかしたら浮気してるんじゃないだろうか?」
彼女の取る行動の全てが、怪しくて仕方がありません。
疑いというフィルターを通した目には、全ての出来事が怪しく写ってしまいます。
結果として、あらゆる事を詮索する事になり、彼女からは
「信頼されていない」
と、距離を置かれる事になるでしょう。
男女間や、信頼のおける対人関係でも、疑心暗鬼になったらオシマイです。
素直に距離を置く事が、最も効果的な解決方法でしょう。
ですが、「好き」とか「あの人は○○な人なはずだ!」という思い込みによって
距離を置くという選択肢を、遠くへ押し退けてしまいます。
ですので感情的には、簡単にその方向を見ることは出来ないでしょう。
でも、それで良いんです。
知る事が第一歩
今日、『悩んだ瞬間に人は答え(の方向)を知っている』という事を知りました。
まずは知っている、という事が大事です。
知らないふりをして、「悩んで可哀想な私!」を卒業するキッカケにしましょう。
「可哀想な私ごっこ」をしていても、結局はその「ごっこ」を辞める時が来るのですから。
ゆっくりで良いのです。
自分にとって最も辛い(と思っている)選択肢を、勇気を持って選択できるようになったとき
きっとアナタは、今よりも優しく人間味に溢れた魅力的な人間になっている事でしょう。
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