何故?商品やサービスが売れないのだろう・・・。
何故?ウチにはお客様が来ないのだろう・・・。
こんな事を考える事は、経営者であれば誰もが一度は考える事です。
そうして、高額なセミナーに参加したり、情報商材を買ってしまったり・・・。
それでも解決しないから、色々なノウハウコレクターになってしまい、次のノウハウへと触手を伸ばして行ってしまいます。
実に多くの方が、ノウハウばかりを集めたくなってしまうのです。
今回は、そのような不幸な連鎖が起きないように、私なりにドツボから抜け出すためのヒントを記事にしてみました。
動画でも話してますので、一度時間の有るときに観てみて下さい。
ひいきされる事は良い事
「ひいきしてはいけません!」
「みんなが平等にするのが一番です!」
このように話をするのは、教師だけ、学校だけです。
むしろ世の中は、「ひいき」される方が、良いものを世の中に提供しているのです。
提供者が、世の中に提供した商品やサービスが、「良いもの」であるからこそ、それを購入した人は"また”買いたくなるのです。
一度買って、もう二度と欲しくないような商品やサービスを提供している方が、詐欺まがいの悪い商売です。
一度買って貰った上に、また買いたくなるような商品やサービスを提供するのが、正しい商いです。
そのためには、お客様に贔屓にして貰わないといけません。
では、どうしたら贔屓の店・会社になれるのでしょうか。
選択と集中
まずは何に選択し、集中するかが大事です。
自分の商品やサービスの中で、「コレ!」で勝負するという何かを選択しましょう。
製造業であれば、主力の製品があるはずです。
飲食店であれば、看板を掲げているメイン料理があるはずです。
まずはそれに集中しましょう。
もちろん日本で、いや世界で一番を目指すのは素晴らしいことですが、超一流でなくても一流か、それに次ぐレベルであればまずは良いと思います。
次に選択しなければならないのは、いかにして自社の商品やサービスを「知ってもらうか」です。
どれだけ素晴らしい商品やサービスを開発したとしても、誰も知らなければ意味がありません。
素晴らしい商品やサービスであればあるほど、知っていただく努力をしなければいけないのです。
インターネットを使うのであれば、どのような検索キーワードで知ってもらうか、その検索キーワードで閲覧した場合のランディングページが重要になる事でしょう。
チラシを作って広告を行うのか、ポスティングサービスをするのか、飛び込み営業するのか。
何かしらの手段でお客様に商品やサービスを知ってもらう必要があります。
次の段階としては、お客様にどのように商品やサービスの良さを知ってもらうかです。
無料モニターを何名か集めて、実際に使用していただいて使用した際の感想を募集するのか。
実演販売などを行って、お客様に直接使用していただき、良ければ買っていただくのか。
いずれにしてもお客様にその商品やサービスの良さを知って頂く段階があります。
実際にお客様がその商品やサービスを良いと感じた場合、その時の何割かは「また」買っていただけるリピーターとなるのです。
飲食店の場合で考えてみる
飲食店の場合で考えてみましょう。
私はラーメンが好きなのでラーメン屋さんを例にしてお話します。
ラーメンの味は、旨ければ旨いほど良いのですが、味に選択と集中を行い追求した場合、少なくとも一流かもしくは、それに次ぐ旨さが必要です。
ラーメン屋さんなのにラーメンはあまり美味しくなく、チャーハンの方がおいしい場合は、初めからチャーハン屋さんとして出店した方が良いと思います。
オムライス専門店などもあるわけですから、天津飯専門店という形で出店しても良いと思います。
いずれにしても、自分が最もこれで勝負したいという「何か」を明確にし、それに集中するのです。
次に重要なのは、店構えです。
いくら旨いものができたとしても、店の中で新聞を広げているだけではお客様は入ってきません。
お客様は外から入ってくるからです。
自分の店の外から見てみて、入っていきたくなるような店であれば良いのですが、味にこだわるオーナーほど味さえ良ければお客様は自然と入ってくると思ってるのです。
お客様はその店の味を知らないわけですから、味が良くても入ってくる理由がありません。
味を完成させた後は、入りやすい店構えを作ることを心がけてください。
次に重要なのは店内の雰囲気です。
いくらお客様が入ってきたとしても、店の中には活気がなく、店内が汚れていたのではお客様は逃げていってしまいます。
一度食べてくれればまだいい方で、私であれば携帯はかかってきたフリをしてスグに外へ飛び出すでしょう。
インターネットでの集客も同じで、いくら検索キーワードが良くて、そのページにたどり着いたとしても、そのページの内容が悪ければ「戻る」ボタンを押してすぐにそのページから離脱してしまいます。
店内の雰囲気が非常に重要です。
にもかかわらず殆どの飲食店では、お客様にどのタイミングでどの声の大きさで声をかけるか?と言った練習を行うことはほとんどないと思います。
せっかく入ってきてくれたお客様であるわけですから、また来てもらいたくなるような雰囲気作りは非常に重要と言えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これらのことを選択及び集中し、やれるだけのことはやったとしても、まだ集客や商品の売上の向上に繋がらない場合は、そもそも商売が向いてないのでしょう。
通常これだけのことを徹底してやった場合、少しずつではありますがお客様は必ずついてきます。
「今は何に集中して、お客様に商品やサービスを届けるか?」
これを日々頭の中に置きながら、日々の業務を遂行してみてください。
きっと今よりも良くなると思います。
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