仕事柄、色々な会社の社長と会いますが、「強者の落とし穴」というモノがあると感じます。
この現代の資本主義社会では、強者というのは社会的に成功した者の事をさします。
そして社会的な成功とは、物質的に富を得たり、名誉や権威を持っている人のことを言うのが一般的です。
今持っている人も、以前は持っていなかったはずです。
持たぬ者の武器、失うものが無い故に顧みない力を有していたハズです。
ところが強者ゆえに得た、得たゆえに増えた選択肢が、かつて持っていた「顧みない力」を失わせる事になります。
つまり行動が遅くなるばかりか、行動出来なくなってしまうのです。選択肢が多くて。
その顧みない力のことを、ある人は「直感」と呼ぶでしょう。
持たぬ者から出発して、色々な経験をし、多くのものを得るでしょう。
その経験が生かせるかどうか?は、正直僕にも・・・分かりません。
分かりませんが・・・常に前を向いて、笑っていたいです。
持たざる者も、現状を楽しめていれば自由です。
持てる者も、現状を呪っていれば不自由です。
強者の落とし穴に落ちないように、得たがゆえの選択肢は増やさない努力をしたいものです。
七つの大罪という罪源があります。
もともとは「七つの死に至る罪」と言いますが、罪というよりは人間を罪に導く可能性がある欲望や感情の事をさすようです。
傲慢、強欲、嫉妬、憤怒、怠惰、色欲、暴食
これらは弱者から強者に至る過程で得てしまいやすいモノなのかもしれませんね。
悩んだら一度見てみて下さい!それから決めて頂いてOKです。
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