部下を育てるリーダーの心得、その2は「クイックレスポンス」です。
アナタは、レスポンス(反応、応答、返事)は速い方ですか?それとも遅い方ですか?
「分かりました。この件は帰ってから熟考します。」
「じっくり考えてから、検討します。」
というように、仕事でもプライベートでも、何か理由を付けて後で返答するタイプの人が居ます。
アナタが上司であり、部下からの相談に対しても、そうであったとしたら…。
かなり危険な状態です。
どうですか?
結局、ゆっくり じっくり考えて回答したものの、とても残念な結果に終わっていませんか?
レスポンスが速いことで生まれるメリットについては後述致しますが、まずはレスポンスが遅い人の特徴とデメリットについて説明します。
先にレスポンスが速いことのメリットと上司の役割を知りたい!
という人は、動画をご覧下さい。
動画を観た人は、続きを最後まで読んでみて下さい。
未来へ引き継ぐ学校では、この「部下を育てる方法」を教えています。
目次
レスポンスが遅い人の特徴
レスポンスが遅いタイプの人にも、実は2つのタイプが存在します。
1.よく考えてから返答する人
2.返答をするのがメンドクサイと感じる人
1のタイプは、その場でスパッと回答するのではなく、じっくりと考えて内容を理解してから返答するタイプです。その場のノリで回答をする事はありません。また、メール等の文章が長い人が多いのも特徴です。
2のタイプは、話を聞いているものの、相手とのやり取りそのものがメンドクサイのです。メール等の文章も同じで、読んではいるものの返信をするのがメンドクサイと感じています。基本的に相手とのやり取りは、用がある時だけ、短く話せば良いというのが特徴です。
レスポンスが遅い事のメリット
レスポンスが遅いことでのメリットも存在します。
1.1回で済む
まずレスポンスが遅い方が「1回で思った事を伝えられる」というメリットが存在します。
基本的にレスポンスが遅い人は、よく考えてから返答を出します。
ですので、「さっき言ったのは間違いだった」という事はありません。
むしろ、レスポンスが速い人の『早とちり』を見て、
「なんで、ちゃんと確認もしていないのに、そんな事を言ったのだろう!?」
と、レスポンスが速い人の事が理解できません。
2.ストレスを感じにくい
レスポンスが遅い人は、基本的にはマイペースです。
ゆっくり考えて理解してから返事をする、というのは聞こえは良いですが、逆に言うと「自分のペース」を優先している、という事です。
相手が待っているから速くしなきゃ!と言葉では言いますが、気持ちはそうでもありません。ですのでストレスは少なく生きていると言えます。
レスポンスが遅い事のデメリット
レスポンスが遅い人は、じっくりゆっくりと考えるマイペースな人が多いです。
適当な返しをしないという誠実な面もありますが、それがなかな人には伝わりません。
「いつもルーズ」という印象を持たれる事が多いかもしれません。
相談された事には、じっくりと考えてから文章をまとめて回答するので、信頼はできるものの「早く返事を知りたい!」という人とは相性が良くありません。
基本的に人間は、待たせる事・待たされる事が苦手です。
ですので…
1.返事か遅いので疎遠になる
レスポンスが遅い人は、
「急用でないのなら内容だけ読んで、後から返信しよう」
と考える人が多いです。
きちんと返事はするつもりなのですが、仕事が忙しかったり、帰宅するとクタクタだったりして、返事を忘れてしまうことも珍しくありません。
相手からすると、無視をされたと思われて疎遠になることもあります。
2.相手をイライラさせてしまう
メッセージを送った人・連絡を送った人は、言うまでもなく相手からの返信や返事を待っています。
それなのに後から返そうと返事を遅らせてしまったり、何て送ろうかとじっくり考えていたりすると、相手はイライラしてしまいます。
「なんで返事をくれないの!」
と、恋人と喧嘩になることも少なくありません。
レスポンスが速い事のメリット
レスポンスが速い人は、基本的に決断が早いというイメージがあります。
レスポンスが早い理由は、『立ち止まらない』といった部分にあるでしょう。
「まずはやってみる」
「ダメならダメで仕方ない」
といったスタンスで駆け抜け、早いレスポンスとなっています。
その中で失敗もある反面、結果としてドンドン結果が出る場合が、立ち止まっているよりも多いのです。
そして何より、早い速度で経験値を得ていくことができるのです。
決断の早い人はまわりから見ても非常に魅力的です。
走りながらできるだけ考えてみようとするスタンスでいいのです!
「ちょっと待って」
と理由をつけて立ち止まったところで、思っているような変化なんてそうそう得られません。
アナタも上司であるなら特に、レスポンスが早い人・決断が早い人を心がけてみましょう。
レスポンスが速い人は出世しやすい
ビジネスシーンにおいても、レスポンスが早い方が重宝されます。
レスポンスが早い人・決断が早い人が出世しやすいのには、3つの理由があります。
これらを実践することにより、あなた自身も早いレスポンスができるようになり、決断が早い人とまわりから言われるようになっていきます。
1.期日を決める
期日が設定されていない仕事の場合、依頼した側・された側がお互いに期日について確認してなかったとしたら、後々ギリギリになってから焦るようになってしまいます。
先送りにしていたら、結局ギリギリになった…。という事はよく有りますよね。
そんな崖っぷちにならないようにするためにも、「期日を決める」というのはレスポンスが早い人の特徴であり、出世しやすい人の特徴でもあります。
自分から期日を確認しておくことで、結果的に仕事に手を付けるタイミングを把握でき、早いレスポンスに繋がります。
どんなに余裕のある仕事でも、しっかりと期日を決めるのを徹底しましょう!
期日を決められる人は、決断が早い人と呼ばれるのにも繋がります。
2.スケジュール管理が出来ている
レスポンスが早い理由は、なんといってもスケジュールの管理がきっちりできています。
レスポンスが早い人たちは、考えていないようで、実はきっちり頭の中にスケジュールを組み立ててある場合が多いです。
私も種々のタスク管理術を試してみた経験があります。
色々なTo Doリストアプリも購入して実践してみました・・・。
結果としては、ただの紙の「付箋」が一番良いという結論に至りましたが、なぜ紙の付箋が良いのか?は、また別の機会に記事や動画にしたいと思います。
レスポンスが速い人は、自分の抱えている案件を把握し、不意に上司やクライアントから期限付きの仕事を依頼されたとしても「可能か不可能か」を判断し、すぐさま返答することができるというのが出世しやすい理由であると言われています。
3.メールの返信がとくにく早い
これが動画でお話した事です。
特に上司であるアナタは、部下へのメールの返信は一番に行う必要があります。
時間に関係なくコミュニケーションを取れる「メール」という便利なツールです。
いつでも確認ができ、自分のタイミングで返信ができてしまうため、放置気味になってしまいがちです。
しかし、レスポンスが早い人が会社から重宝される理由、出世しやすい理由の1つに、急ぎの仕事でなくても、メールの返信を早く行うのが挙げられます。
レスポンスを早い段階で送ると、相手に安心感を与え印象付けられます。
未来へ引き継ぐ学校では、この「部下を育てる方法」を教えています。
まとめ
日頃から意識しておくと、レスポンスが早くなります。
レスポンスが早くなるには、一般的に日頃からの意識が重要だと言われているのです。
これは鍛える事が出来ます。
「ちょい**」
です。
気が付いたときに、ちょこっとだけ身の周りを掃除する「ちょい掃除」をすると早いレスポンスができるようになります。
日頃の意識や、気が付いたときにちょこっと掃除をする習慣ができている人たちは、いらないものは常に捨てることにより、自分が抱えている案件を整理する能力に長けています。
「一度全部片付けてから」という整理を必要としておらず、どんな時でも仕事をすぐに始められるスタートダッシュも早いレスポンスを出す秘訣といえます。
そして、ちょこちょこと片づけを行うため、「携帯がない」「カッターがない」など、探しものが発生しにくい理由もこの習慣の利点のひとつです。
いかがでしたか?アナタも、実践できそうでしょうか?
早いレスポンスをする人に対して、
「何も考えていないんじゃないか」
「頭の回転が早すぎる」
「自分と違って天才だから」
と思ったりするときもありますよね。
しかし見方を少し変えてみてください。
レスポンスが早い理由は
『スケジュールを調整済み』だから返事が早いのです。
『立ち止まる意味がない』のを知っているから行動が早いのです。
アナタも紹介した内容を実践して、決断が早い人、レスポンスが早い人を目指しましょう。
最後にアナタにお願いです。
下記の無料メールマガジンは、皆さんの口コミによって広まっています。
友人、知人に、是非 広めていって下さい!
↓↓↓↓↓
http://simpleplan1010.com/satake/question/freemailmagazine/
ここから登録できるよ!って教えてあげてください♪
メールでの質問はコチラ
[contact-form-7 404 "Not Found"]
無料メールマガジンの登録はコチラ
ランキング協力のお願い
ブログランキングに参加しています。よかったらポチッと
応援よろしくお願いします。m(_ _)m