「そこに愛はあるのかい!?」
このフレーズを懐かしいと感じた人は、そこそこの年齢ですね。
男性なら私と同じく、おっさんです。
えぇ、間違いなく。
この言葉…、よ~く考えると
めっちゃ深いんです!
物事を多方面から見る、というか。
いろいろな視点を持つ事の重要性を教えてくれています。
オーガニックが良い?
なんと言うか、健康志向ってあるじゃないですか。
まぁ、別に健康志向なのは良い事だと思うんです。
心と体に気を遣う、大変素晴らしい事です。
僕が気になるのは、健康志向に度が過ぎることです。
やれ無添加だ、無農薬だ、オーガニックだ・・・と。
自分が好きでやってる分には、ぜんぜん良いと思うんですよ。
でも健康志向に目覚めて、
「それ」の良さを知った人ほど、
食事の際に得た知識を自慢するじゃないですか。
自慢するばかりか他人の食事にまで口を出してくる。
これはイタダケナイと思うのですよ。
確かにオーガニック食材を作っている人は、愛を持って「それ」を作っている事だと思います。
では、農薬を作っている人は、そこに愛が無いんでしょうか?
農薬
昔、全ての野菜や果物は、無農薬で作られていました。
でも無農薬で作っているから、天候や環境(虫など)等に生産高が左右されてしまっていたのです。
日本史で習った、「江戸四大飢饉」といわれる
①寛永の大飢饉
②享保の大飢饉
③天明の大飢饉
④天保の大飢饉
等がまさにそれです。
(※寛永の大飢饉を除いて、江戸三大飢饉という場合も多い)冷害、干ばつ、水害、異常気象、害虫の異常発生などが原因のようです。
飢饉による死者数は、数千~数万の単位で、
まさに「どげんかせんとイカン」状況だったのです。
そこで、少しでも不作にならないよう、農薬が開発されました。
そうです、農薬を作っている人も不作による飢饉を無くそうと、
同じ国に住む皆のために「愛を持って」作っているんです。
それを何ですか!
いかにも農薬が悪だ!と言わんばかりのディスり方は。
この世に残っている全てのものは、「愛を持って」作られたものばかりです。
そこに愛が無いものは、自然に淘汰されていきます。
一面的な見方で、良い・悪いを判断せずに、
「そこに愛があるか・無いか」で見ていくと
人のやさしさが見えてきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございましたっ!
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