現代は「生き残り戦争だ!」なんて言葉を聞いたことはありますか?
どのように、現代社会を生き残っていくか!? または、どうやってサバイバルするか!?
このような言葉を聞いたことがある人も居ると思います。
今回は、前回の「心の錨」の話の続きです。
まだ読んでいない人は、先に読んでから戻ってきてください。
目次
仕事の思想
私は仕事で困難に直面した時、いつも彼のあの言葉に励まされてきました。
そして、思うのです。
希望すれば好きな学校で働く事を選べる立場にあった彼が、敢えて誰も選びたがらない困難な道を選んだことの意味は何なのか…と。
誰でも経験があると思いますが、私たちは仕事において、困難に直面し苦労を強いられる時、その仕事から逃げ出したくなる事があると思います。
そして、そうした困難や苦労の無い
「もっと楽な仕事」
が無いだろうか?と考えてしまいます。
そうした考えに支配されている時…
僕たちは、人生における「仕事」というものを・・・・・・・・・・
「ご飯を食べるための手段」
と考えてしまっているのです。
で、どうせ「ご飯を食べるための手段」なのだから、「楽な仕事」の方が良いと考えてしまうのです。
でも、それはある意味で「我々は生活の糧を得るために働く」という思想を裏付ける事になってしまいます。
と思って、「これはイカン!」と自分に言い聞かせ、いざ世の中を見てみると…こうした「仕事の思想」は、今の現代社会に溢れかえっていました!( ;∀;)
メディアやインターネット、SNSやビジネス雑誌等には
「高年収が保証される人気職業」
「有給休暇の多く、福利厚生の良い優良企業」
等の特集は、僕達の心の中に有る「仕事に対する希望的観測」を映し出しているのだと思います。
どうやって社会で生き残っていくか?
こうした「仕事に対する希望的観測」が、僕達から本当の「仕事の喜び」を奪ってしまっている事を忘れないようにしましょう!
生活のために毎日自分の労働力を切り売りしているという感覚は、その仕事に関わっている毎日の貴重な何時間かを、無味乾燥なものにしています。
誰でもそうですが、人生における時間は有限です。つまり、自分のかけがえのない人生を消費させてしまうのです。
そして、現代の社会に溢れているのが、「サバイバル」や「生き残り」の思想です。
書店にいけば、「サバイバル」や「生き残り」というタイトルのついた本(上の画像の漫画ではなく)や、特集雑誌を探す事は簡単でしょう。
「こんな企業はサバイバルできない」
「こんなビジネスマンは生き残れない」
このような見出しは、企業やビジネスマンの「危機感」を煽り、書籍や雑誌の売上を伸ばそうという出版社側の意図なのでしょう。
しかし問題は、そのような情報を見たり聞いたりする「接触回数が多い」事で、「サバイバル」や「生き残り」といった思想が、僕達の心の中に刷り込まれていくのです。
これは危険です!
簡単に、どうすれば生き残れるか?という思想に染まってしまいます。
しかし僕達が、一生懸命に仕事をするのは、決して「生活の糧を得るため」だけではありません。また、「生き残るため」だけでもありません。
僕達は仕事に対して「価値ある何か」も、探しているはずです。
それを「やりがい」とか、「好きな事を仕事に」とか言うのでしょう。
しかし、その「何か」を見つける為には、自分の中にしっかりとした「仕事の思想」が求められると思います。
マズローのピラミッド
心理学者のエイブラハム・マズローの「欲求の五段階説」という有名な図です。
人間の欲求は、
第一段階の「生存の欲求」
第二段階の「安全の欲求」
第三段階の「帰属の欲求」
第四段階の「尊敬の欲求」
第五段階の「自己実現の欲求」
という段階を、下から一つひとつ実現しながら上がっていくという説です。
簡単に言うと、「衣食足りて礼節を知る」という事ですかね。
まずは、「生存」するという事や「安全」に暮らすという事が、最も根源的な欲求になります。
生きていくのに困難な状況では、他の事は考えられませんもんね(*'▽')
それが実現できて、欲求は次の段階に進みます。
つまり、上位の「帰属」や「尊敬」、さらには「自己実現」などの欲求に向かっていくのです。
まぁ、マズローさんが説いた、そういう考えです。
でも、おかしくないですか??
仮に、マズローの説が正しいなら………
日本という国は、高度に発達した資本主義国で、最先端の科学技術を世界の冠たるものとしている先進国ですよ!?
その日本で生きていて、未だにビジネスの世界に溢れているのが、「マズローのピラミッド」の最底辺に位置しているって事になりますよね!?
しかも、その生活の為に働いているっていう思想が「うんうん、そうだそうだ!」と納得できてしまう雰囲気ではありませんか?
おわりに
どのようにして仕事の世界で生き残るのか?
どのようにして安全で楽な仕事を見つけるのか?
今の日本においては、そうした「生存の欲求」と「安全の欲求」のレベルの最底辺の思想が、「仕事の思想」として影響力を持ってしまっているようです。。。
厳しい言葉ですが、「貧困な仕事の思想」です。
僕は、この事に深い疑問を持ちました。
答えは出ていませんが、この疑問を持ちつつビジネスの世界を歩んでいます。
僕の中での一つの答えは
「今こそ多くの学びを!」
「教育に力を入れる!」
という事です。
その為に、このような(誰が読んでくれてるか分からないけど)ブログをやっていますし、その中から「もっと知りたい!」という人向けに無料メールマガジンをやったり、個人コーチングをやったりしています。
そして、この事の答えを探す事を、一部の共有できた仲間と共に、深みある「仕事の思想」とは何であるか?を探ってみたいと思っています。
その思索の旅を、皆さんとも是非一緒に歩んでみたいと思っています。
よかったら連絡くださいね!(*'▽')
最後まで読んでいただき、有難うございました。
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