この前 色々と考えていたのですが、どうやら僕たちは何でも過剰に摂取する事が、良い事だという一般常識に囚われているようです。
これが幸せになる事への絶対条件に反している事に気付いたので、シェアしたいと思います。
と言っても、あくまで僕の意見ですし、正解は無いのかもしれません。
また過剰に摂取する事を良い事だという認識は、ことダイエット等の体型や健康管理に関しては、良くない事であると広く知られていますので、全てに当てはまる話でもありません。
僕たちが気づきにくいものほど、この罠に陥っているという事をお伝えしたいのです。
足りない、足りなくなるという意識
スマホの充電で考えると分かりやすいと思います。
私は仕事柄、スマホのバッテリーが無くなる事を非常に恐れています。
仕事に関する電話やメール、PC起動時のテザリングが出来ない事による、業務への支障を恐れているのです。
ですので、残り50%を切ると
「あぁ、早く充電しなきゃ!」
っていう気持ちになります。
すぐにスマホの充電をしてしまう、常に60~80%以上の充電が無いと不安になる、という私と同じ感覚の人は多いかと思います。
でも私の妻は、そうではありません。彼女は
「あ!バッテリーが無くなった。。。充電しなきゃ。」
と、充電そのものが殆ど無くなるまで、または無くなる寸前まで『充電しよう』という意識にならないのです。
コップに半分の水が入っていて、その状況をどう捉えるか?という話は有名ですが、まさに後○○も有る!という意識なんです。
※コップの水の話・・・半分の水が入ったコップがあり、『半分しかない』と考えるか『半分も有る』と考えるか、その人の常に存在する意識について問う心理問題。
スマホの充電も、無くなるまでは『有る』んです。
でも私の場合は、無くなった場合の困り事に意識が向いてしまい、もう○○%しか無い!という意識で居た事に気付きました。
私たちはスマホだけではなく、これと同じことを他の事でもやってるんです。
まずは無いという意識から、有るという意識へ変換しないと、幸せになる事は出来ないと思います。
ダイエットの話
私は痩せていません。というよりも少しデブです。
先のスマホの話に気付いてから、私が行っている食事についても同じことが起きていたと気づきました。
私の身体は、充分な脂肪(エネルギー)を蓄えているはずです。太ってますから。
なのに私は、お昼になったからといって昼食を食べ、夜になったからといって食事を取り、時にはお客様との会食という事で、夜遅くまでお酒を飲み何かしら食べている事があります。
先ほどのスマホの充電の例でいうと、私の身体には充分なエネルギーが蓄えられているにも関わらず、定期的な時間だったりお客様と一緒だという理由で、過剰に充電をしているのと同じだったのです。
身体には100%以上の脂肪というエネルギーが蓄えられているにも関わらず、その上で更にエネルギーになるものを摂取しているのですから、そりゃあ痩せるはずがありません。
むしろ蓄えられていく一方です。
恐ろしいのは
「自分では、そんなに食べていない」
と思っていた事です。
そんなに食べてなかったら、太るはずがありません。当たり前の事です。
100%以上になる事を維持するかのように食ってるから太るんだ!という、こんな簡単な事に今更ながら気づきました。
愛情の話
愛情に飢えている人も、先のスマホの充電と同じです。
愛情に飢えている人は、決まってこう言います。
「どうせ私なんて・・・」
「私って、やっぱり愛されていないんだわ・・・」
当の本人が、愛情の過充電を止めない限り、いつも『愛が足りない』という意識に支配されてしまう事でしょう。
外に愛情を求めなくても、愛情に飢えたアナタにも充分に愛は『有る』はずです。
90%を切った時点で、充電しなきゃ!という意識になって、周りにクレクレと言っているだけです。
周りにクレクレと言わなくても、アナタには価値があるし、アナタは周りから愛されています。
まずは、その事に気付くのが大事ですし、最初のステップであると言えます。
もしアナタが周りから愛情を求めなくなった時、逆説的ですが周りから充分な愛情を得ている事に気付くと思います。
アナタは無価値になった事なんて一度も無いし、愛情を受けていない事なんて一度もありません。
自分が一番、自分の事を無価値と感じているし、愛情を受けれないと思っているのです。
まずは、自分イジメを止めましょう。
豊かさ・お金の話
お金についても同じです。
いつも「お金が無い、お金が無い」と言っていますが、本当に無かったら今の生活すら成り立ちません。
おそらく、「自分がやりたい事をするには、お金が無い」と言っているのでしょう。
本当にお金が無い、という現実があったらアナタはとっくに死んでいます。
この資本主義経済では、そうなるはずです。
最低限の生活を維持していくだけのお金は『有る』はずです。
これは何も、世界中を見て貧困に喘いでいる国の話と比べて言っているのではありません。
日本で生活していく最低限の状態を言っているのです。
世界中見てみても、日本で生活していてラッキーなはずです。
これほど豊かな国は珍しいくらいです。
なかなか、本当にお金が無い、という状態にまで辿り着けません。
なぜ?お金が無いのか。
それはお金を使ってしまっているからです。
多くの日本人は、豊かになり過ぎてしまって欲が深いのです。
で、他人と比較して「うちにはお金が無い」と言っているのです。
だいたい、本当にお金が無くて困っていたら、アナタはこの記事まで辿り着いていないはずです。
「でも、ホームレスになってしまったらお金が無いじゃないか!」
と言う人も居るかもしれません。
確かに「お金」は無いでしょう。
でもホームレスになっても、日本は豊かです。
私は仕事で海外(アジアが中心ですが)によく行きますが、日本のようにホームレスなのに太っている人を海外で見た事がありません。
日本では、ホームレスですら太れちゃう環境なのです。
前述したように、必要以上に摂取しなければ太る事すらできません。
我々日本人は、もの凄く豊かなのです。
まとめ
誰かと比較して、自分には足りないと思う事を、やめましょう。
無いと思ったとき、外側に「有る」を求めるのは、やめましょう。
本当に無くなってから足していけば良いので、過剰に摂取する・しようとする癖を、やめましょう。
本当に無くなるまでは「有る」のですから。
無いと思っても、自分の内側を見れば必ず「有る」が見つかるはずです。
自分の中に「有る」を見つけられた時、きっと幸福感で包まれる事でしょう。
自分には「有る」のだから、周りに「有る」を配る事ができるようになるでしょう。
周りは、アナタから「有る(愛や幸福やお金・・・etc)」を貰った後、あなたに別の「有る」で返そうとするでしょう。
無いと思って行動していた時よりも、有るのスパイラルで行動した方が、多くを得る事になるでしょう。
周りから摂取(奪う・取る)ばかりしていた時とは比べ物にならないほど、満たされる事になるはずです。
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