私達の前には見えない問題が山積しています。
その見えない問題の解決方法のヒントを、全4回で紹介しています。
今回は、その第2回になります。第1回を未だ読んでいない人は第1回から読んで頂けると幸いです。
今回紹介するプロセスでは、目標仮説で生成された課題を説くのに必要なデータと
情報の収集及び分析を実行するステップになります。
● ブランクチャートを生成する
ブランクチャートとは、文字どおり空白の図表の事です。
ブランクチャートの作成は、情報収集の事前作業になります。
たとえば、目標仮説が「A事業を拡大したい」だった場合、
「A事業に成長性はあるか」という課題が生じたとします。
この時、ブランクチャートとして準備すべきものは、以下のような軸を持った空白のグラフになります。
縦軸: A、B、C、D事業別の市場規模を表現するための金額の目盛り
横軸:経年変化を見るために過去3年から今後3年(予想)の目盛り
こうすることで、このブランクチャートを埋めるための情報を収集すると共に、予測も立てやすくなります。
そして、A事業の成長性を判断する意思決定情報として使用することができます。
すなわち、このままA事業を進めていくのか、修正箇所があるのか、事業の方向性を再度検討し直すか、です。
● 情報を収集・分析する
情報収集する際には、正しい情報源の所在を抑える事が重要です。
更に、その情報が正しいかどうか、の判定も重要と言えるでしょう。
これらが正しければ、必ず必要な情報が手に入り、その情報は有益で有ると言えます。
● 情報を分析する
情報収集した後は、その情報の背後にある傾向やデータを見つける努力をしましょう。
取得した情報の分析方法として有効なのが、以下の4つです。
1. マクロで見る (経済の動向)
2. パターンで見る (市場の動向、競合調査)
3. エコノミクスで見る (収益の傾向)
4. トレンドを見る (傾向の分析、技術の動向、環境)
まとめ
今回は、前回までに覚えた「目標の設定と仮説」を更に発展させ、実際の行動に移る為の「意思決定」を行う前準備について、お話をしました。
次回は、「意思決定」についてお話します。
今回の情報収集と分析が疎かであると・・・
特に欲しいわけでも無いのに、その名前に惹かれてガチャしてしまい・・・
非常に化学物質臭い、必要のないものをGETすることでしょう。
これ、やってから後悔しましたw
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